生命保険加入を検討する前に知らないと大損をすること❗️
どうもヤスカラです
生命保険に加入するとき、最初にどんな保険があるか、ガン保険にしようか医療保険にしようかとか商品の検討になっていませんか?
その順番はNGです。
なぜなら、みなさんもう国の保険に入っているんですよ。
強制的に❗️
自営業の方も、会社員の方も給与明細にもちゃんと記載されて、天引きされている健康保険料もしくは国民健康保険料。
保険と書いてありますから保険なんです❗️
ではどんな保険なのでしょうか?その内容について見てみましょう。
健康保険とは
国民全員が加入しなければならない保険で、大きく2種類に分けられます。国民健康保険と健康保険(社会保険)です。
加入者やその家族が病気やけが、出産などで病院に行ったとき、医療給付や手当金を支給し生活を安定させるための仕組みです。
その証が、国民健康健康保険証、健康保険証です。
身分証として使う方も多いですよね。
加入者全員で助け合う相互扶助の制度です。
どんな時に給付されるの?
病気けが、出産、などで病院にかかったとき、または死亡したときに支払われます。
では詳しく見ていきましょう。
死亡したとき
埋葬料として50000円支給されます。
出産したとき
被保険者本人もしくは被保険者が出産したときに出産育児
一時金として42万円。
また育児休暇で仕事に行けない期間に出産手当金が支給されます。これは標準月額×2/3の額になります。
病気けが
病気やけがで治療を受けたときに支払いは3割負担ですよね。その他の7割が給付にあてられています。
また3割の負担が月内で高額になってしまった時には高額療養費制度というものがあります。
新コロナウィルスのPCR検査も実質無料ですね
高額療養費制度
自己負担額には限度額があり限度額を越えた分は高額療養費として給付されます。
所得によって限度額は変わります。
区分 | 標準報酬月額 | 自己負担限度額 |
---|---|---|
1 | 83万円以上 | 252600円+(医療費-842000円)×1% |
2 | 53万円~79万円 | 167400円+(医療費-558000円)×1% |
3 | 28万円~50万円 | 80100円+(医療費-267000円)×1% |
4 | 26万円以下 | 57600円 |
また病気けがで仕事に行けなくなってしまったときには傷病手当金が給付されます。
額は標準報酬月額×2/3です。最長で1年6ヶ月間、支給されます。
健康保険からの支給って結構ありますよね。
これを踏まえた上で民間の保険を考えないと将来大損してしまいます。
民間の医療保険はいらない
民間の保険(医療保険、ガン保険)は加入しなくても良いと考えます。
なぜなら、すでに健康保険に加入していて毎月毎月保険料を払っていますし、病気けがでは3割負担だからです。
でも「長期入院などで高額療養費制度を使っても自己負担があるなら民間の保険で補えば安心じゃないか」と考える方もいるかと思います。
そうですね。でも民間の医療保険はいりません。
その理由について見てみましょう。
ややこしい制度なので小休止♨️
それでは再開です❗️
民間の医療保険
民間の保険は最近ネット保険なども出てきてかなり安く加入できますよね。
40歳で終身医療保険に加入するとします。
保険料 | 給付金 |
---|---|
1730円 | 1日あたり5000円 |
月々の保険料1730円で1日あたり5000円で手術したら5万円が給付される保険にしました。(仮に)
毎月毎月保険料を払って保証を買います。病気けがもなく10年経ったとします。50歳ですね。
ここでちょっと保険料を計算してみましょう。
10年ということは月にすると120ヶ月です。毎月1730円の支払をしていたわけですから、
1730円×120ヶ月で支払った額が207600円。
すごい額支払いましたよね。
この時
例えば入院を20日して手術もしたとします。
民間の保険を契約していたので20日×5000円で10万円と手術で5万円の給付がありました。合わせて15万円の給付金でした。
「やっぱり加入していて良かったぁ」
と素直になるでしょうか?
15万円の給付を受けるために約20万円支払ったんですよ。
どうでしょう?
私なら「もしもの時の為」207600円を貯金しといた方が急な事態にも対応出来ますし、安心だと思います。
民間の保険はコスパがよくないんですよ。
保険は任意
保険加入は任意ですので自由です。もしもの時に入っていれば安心だと保険外交員に薦められ、言われるがまま加入すれば10年、20年、30年とお金を捨てていることになりますよ。
月々1730円の支払いでさえ10年で約20万円。
毎月の保険料が17300円だったら200万円にもなってしまいます。
これに家族分も合わせたら一体いくらになるのでしょう?
今一度よく見直して見た方が将来的に安心だと思います。
まとめ
⏺️すでに国民健康健康保険、健康保険に加入している
⏺️医療費は3割負担、自己負担限度額もある
⏺️民間保険はコスパ❌
⏺️家族皆の保険料を計算してみよう
自分や家族だけでは保険についてわからないし、専門の知識がないので難しいというときは、家計のプロ【ファイナンシャルプランナー】に相談することもできますよ。
みんなの生命保険アドバイザー