節約女子の為の死亡保険。ずっと定額の死亡保障だと年々合わなくなるよ。おすすめは収入保障保険。
どうもヤスカラです。
各社から販売されている死亡保障。夫(収入者)がもしもの時、遺された家族の生活の為、加入していると思います。
そんな死亡保障ですが、多くの場合、旦那が定年退職するまでつまり、~60歳、65歳まで大きな保障になっています。
本当にそこまでの期間必要なのでしょうか?
今回は死亡保障について記事にしています。
読み終わったあと考え方が変わりますし、節約につながります。
もくじ |
---|
この内容で見ていきたいと思います。途中知っているところは飛ばしても良いと思います。
多くの死亡保障の現状
夫(収入者)にもしもがあったときに加入している死亡保障ですが、みなさんの保険を見てみると大きく2種類に分類することができます。
タイプ1「終身死亡保険100万+定期死亡保険2300万」
亡くなった場合の葬儀費用として100万を生涯準備しつつ、働き盛り~定年退職まで大きな保障に2300万を定期保険で10年更新。
タイプ2 「終身死亡保険2400万」
終身死亡保険で大きな保障を一生涯準備。掛け捨てではなく貯蓄もかねているので、無駄が少ないと言われて………。
タイプ1、タイプ2、共に保障する額、期間に無駄があります。すなわち月々の保険料が割高になり、結果、出費額が増えてしまう。
無駄な物を省いた形にすれば、その分払わなければいけない保険料を抑えることができるのです。
ここに最大のポイントがあります。
では実際にどこを省くことができるのでしょうか?
必要な保証期間
必要な保証期間は子供が独立するまです。これは家庭によって異なりますが、高校を卒業するまで、大学を卒業するまでなど様々です。
では仮に高校卒業まで、18歳までの場合についてどのようになるのか見てみましょう。
⏺️夫(32歳)、子供(8歳)のケース
子供の成長に合わせて保障する期間が減っていきます。今、保証期間10年でも、来年は9年、再来年は8年と短くなっていきます。ということは総保証額も年240万ずつ少なくなっていくはずです。
夫 | 32歳 | 33歳 | 34歳 | 35歳 | 36歳 | 37歳 | 38歳 | 39歳 | 40歳 | 41歳 | 42歳 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
子 | 8歳 | 9歳 | 10歳 | 11歳 | 12歳 | 13歳 | 14歳 | 15歳 | 16歳 | 17歳 | 18歳 |
総保証額 | 2400 | 2260 | 2020 | 1780 | 1540 | 1300 | 960 | 720 | 480 | 240 | 0 |
と、このようにならなければいけません。
図にするとこんな感じです。
⏺️タイプ1の図と合わせてみましょう
赤い部分が無駄な保障。
ざっくりと半分になりました。
⏺️タイプ2は2400万の保証額一生涯続くので、初年度以降は無駄ということになります。第一、保障と貯蓄を一緒に考えること事態、論外です。保障は保障、貯蓄は貯蓄と分けて考えるべきです。
この無駄な物がない保障に加入すれば、保障もピッタリで保険料も抑えられるはずです。
そのような保険はあるのでしょうか?
最適な保険
最適な保険は「収入保障保険」です。年々保証額が減少していく、図と同じ形の保険になります。
保障内容
夫(収入者)が亡くなった時に毎月毎月、一定の額が給料のように支払われる掛け捨て保険。
上記の場合だと毎月20万が契約が終わるまで支払われる仕組みです。
受け取り総額は残りの保険期間に比例して減少していきます。
収入保障保険の形がわかり、生活費のように毎月受け取れるとまでは、なんとなくお分かりいただけましたか?
では毎月いくら受けとれれば、生活出来るのでしょうか?
今もらっている給与と同じ金額貰えれば問題ないのですが、保障額大きければ大きいほど保険料も高くなります。
生活にゆとりがあり、保険料も高くて平気ならばそれでも良いのですが、実際は貯金もして、学費もかかり、急な出費にも対応したりと、出費が重なることもしばしば。
なので毎月の生活費を考えるとき、受け取れる遺族年金も一緒に考えなければいけません。
遺族年金とは
残された家族が生活できるように支給される社会保障制度です。
遺族年金には遺族基礎年金と遺族厚生年金があり、加入していた年金制度や家族構成等によって分けられます。
⚫️死亡した人が自営業者であった:遺族基礎年金
⚫️死亡した人がサラリーマンであった:遺族基礎年金+遺族厚生年金
遺族の家族構成 | 遺族基礎年金の年間支給額 |
---|---|
配偶者と子1人 | 1,004,600円 |
配偶者と子2人 | 1,229,100円 |
配偶者と子3人 | 1,303,900円 |
配偶者のみ | なし |
子1人 | 780,100円 |
子2人 | 1,004,600円 |
子3人 | 1,079,400円 |
遺族厚生年金
/ | 厚生年 | 金に加 | 入してい | た期間 |
---|---|---|---|---|
収入の額(平均標準報酬額) | 25年 | 30年 | 35年 | 40年 |
10万円 | 123,323 | 147,987 | 172,652 | 197,316 |
20万円 | 246,645 | 295,974 | 345,303 | 394,632 |
30万円 | 369,968 | 443,961 | 517,955 | 591,948 |
40万円 | 493,290 | 591,948 | 690,606 | 789,264 |
50万円 | 616,613 | 739,935 | 863,258 | 986,580 |
基礎年金、厚生年金共に受給には条件があり、複雑です。
この受給出来る金額によって保険で準備する額も変わってきます。
詳しい受け取り額は年金事務所や年金センターで確認できます。
また保険の脱退や加入は将来に影響しますので、ファイナンシャルプランナーに相談する方法もあります。
みんなの生命保険アドバイザー