えっ❗️なぜ❓乳酸菌は体に良いの❓
なぜ?乳酸菌は体にいいの?
乳酸菌は体にいいとは聞いたことがあるけれどなぜ良いの?とあまり知らない方、難しくてわからない方もいるかと思います。
そこで今回はその乳酸菌について書いてみたいと思います。
乳酸菌とは
自然界にいるたくさんの菌の中でも食品や生き物に対して、たんぱく質や糖を分解して乳酸を作り出す細菌類の総称ことです。
食品では主に牛乳からヨーグルトやチーズ、キムチを発酵させたりします。
また乳酸菌は種類も豊富でラクトバチルス乳酸菌、K-1乳酸菌、フェカリス乳酸菌、カゼイシロタ株などがあります。
私達の腸内にも住み着いており、栄養吸収、排泄に深く関わっています。(腸内細菌)
腸内細菌
腸内細菌は大きく3種類に分けることができ、良い働きをする「善玉菌」、悪い働きをする「悪玉菌」、どっちつかずの「日和見菌」がいます。
この3種類の良いと言われている割合は善玉菌2、悪玉菌1、日和見菌7と言われています。
善玉菌が悪玉菌よりも上回っているとどっちつかずの日和見菌は善玉菌の味方になり良い働きをし、逆に悪玉菌が多いと悪玉菌の味方になり体に有害な物質を出します。
日和見菌はを常に味方にするように、善玉菌の数を増やす事がとても大事になります。
善玉菌の数を増やすには?
善玉菌を増やすには2種類の方法があります。
⏺️1つ目はプロバイオティクスと呼ばれる、生きた乳酸菌を摂取する方法。
⏺️2つ目はプレバイオティクスと呼ばれる、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を摂取する方法。
プロバイオティクス、プレバイオティクスともに腸内の善玉菌を増やすためにとても大事なのでヨーグルトやチーズ、納豆、漬物など乳酸菌が豊富な食べ物を食べ、野菜、果物から食物繊維やオリゴ糖を毎日摂取するように心がける事が重要です。
腸内環境が整って改善すること
⏺️1免疫力の向上
⏺️2お通じがよくなる
⏺️3ストレスが緩和される
⏺️「デブ菌」が減って痩せやすくなる
⏺️5アレルギー症状の緩和
が挙げられます。では詳しくみていきましょう。
⚫️免疫力の向上について
腸内には約6割の免疫細胞があると言われています。
良い腸では善玉菌が作り出す乳酸等によって酸性に保たれ、体に侵入してきた悪い細菌やウィルスを免疫細胞がしっかりと退治してくれるのですが、腸内バランスが崩れ悪玉菌が増えると、悪玉菌が出す有害物質によって免疫機能がうまく作用しなくなります。
結果風邪等にかかりやすくなり体調を崩すのです。
⚫️お通じが良くなる
悪玉菌が多くなると、老廃物がうまく処理できずに腸内に溜まっていきます。すると悪玉菌が更に増えて老廃物がたまる……と悪循環ループになります。そうならない様に善玉菌を増やすことが重要です。
⚫️ストレスが緩和される
近年の研究で脳と腸は互いに深く関わっていることがわかりました。
極度の緊張でお腹が急に痛み出したり、吐き気がきたりしますよね。これは脳から腸に情報が伝達されている証拠であります。
また腐った食品を食べた場合は腸から脳へ指令が出て下痢や嘔吐で体外へ出そうとします。
このような脳と腸の関係を「脳腸相関」と言います。
ストレスの緩和には腸内環境を整えることが必要になります。
⚫️デブ菌が減って痩せやすくなる
腸内の善玉菌の中には体を痩せやすくなるする菌「痩せ菌」と代謝を低下させる悪玉菌「デブ菌」がいます。
善玉菌を増えれば「痩せ菌」も増えるので痩せやすい体に導いてくれるのです。
⚫️アレルギー症状の緩和
アレルギー症状のは自己免疫機能がうまく働かない状態です。腸内にある免疫細胞を正常な状態にすればアレルギーの緩和に繋がります。
まとめ
腸内環境を整えることが私達には重要です。そのために日頃から乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維を積極的に摂取する事が健康な体を作るのには不可欠なのです。